国際情勢厳しさ増す中迎える被爆80年 長崎市の平和宣言文の起草委員会初会合《長崎》
8月9日の平和祈念式典で長崎市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会の初会合が10日、開かれました。
鈴木市長
「国際情勢が一層緊迫度を増している状況。そういう中だからこそ被爆地の声は重要」
平和宣言文の起草委員会は鈴木市長をはじめ被爆者や有識者など15人で構成されています。
今年は被爆80年の節目です。
10日の初会合では、国際情勢が厳しさを増す中、委員から日本政府に核兵器禁止条約への署名、批准と核軍縮に向けたリーダーシップの発揮を求める意見などが出されました。
6月に開かれる2回目の会合で長崎市が宣言文の素案を示す予定です。
最終更新日:2025年5月10日 11:57