地域内総生産 県内1位は長崎市ではなく「諫早市」なぜ? 市内で建設ラッシュ その背景に半導体関連企業《長崎》
市内には、工業団地や産業団地が6か所ありますが、ほぼ立地が決まったため、新たな団地の建設計画を進めています。
7つ目として計画する産業団地には、半導体やロボット・航空機産業などを中心に、誘致を目指す方針です。
1人あたりの経済規模は6年連続、県内トップとなっています。
(諫早出身の20代)
「こういうのは知らなかった。人口的にも長崎市より少ないと思う。そういわれると、諫早にもう1回戻ってきたいと思った」
(60代)
「ソニーとか、そういう工場が増え たからではないか」
(大久保 諫早市長)
「製造業が50%ぐらいと高いので、そこが経済総生産を上げている。所得市民税額でみると逆転する状況なので、外から稼ぎに来て諫早に住んでない状況が考えられる。市民の皆さんの所得が上がっていくということにつながるためには、やはり定住人口を増やさないといけないと思う」
再来年度中には、市内に大型商業施設のオープンも予定される諫早市。
市は、今後5年の間に3000人ほどの雇用が増えると見込んでいて、定住人口が増えるよう、今後、宅地造成の規制緩和も進める方針です。
まちづくりが大きく進もうとしています。