“復興への思い” 被災地に届け! 障がい福祉事業所がオリジナルグッズ制作で能登支援《長崎》
ミシンを使って、縫い合わせます。
施設の通所者が、全ての工程を手作りしたカードケース。
届けたいのは、“福祉のものづくりの力” です。
(ミナトマチファクトリー 坂井 佳代さん)
「福祉のものづくりは、多岐にわたっていろんな分野で出てきているが、私たちができるしっかりとしたクオリティで出せるのが強みと思っているので、活躍していきたい」
カードケースは「のと鉄道」の穴水駅に併設されている道の駅で、去年12月から販売をスタート。
能登鉄道の坂本さんと、オンラインを通じて情報交換もしました。
(のと鉄道列車 客室乗務員 坂本 藍さん)
「評判がいいと、店の人たちから聞いています。制作時間はどのくらいかかるんですか」
(イラストレーター 山﨑 賢治さん)
「2日から3日(かかった)。集中して転写ペンで書いて、それを水彩で色をつけました」
最初に用意した50個は、3週間ほどで売り切れに。
現在、再販していている状態です。
(イラストレーター 山﨑 賢治さん)
「能登の人は温かい人が多いという印象を受けた。復興に向けての思いはひとつだと感じた」
(のと鉄道列車 客室乗務員 坂本 藍さん)
「前進している様子をすぐ見ることができるので、未来を届ける乗り物に変わっていくのでは」
復興への歩みを進める被災地。
福祉の力で、“支援” をカタチにする取り組みはこれからも続いていきます。
カードケースをスタジオに持ってきました。なめらかな生地で触り心地がいいですね。
サクラと列車のデザインは春らしく、新生活を迎える方にも重宝しそうです。
県内では、東彼杵町のセレクトショップ「=vote(イコールボート)」で販売されています。