効率的に電力使用するシステム開発を…「長崎総科大×半導体メーカー」の共同研究講座を開設《長崎》
持続可能な社会を支える省エネ技術の開発が期待されます。
長崎総合科学大学は、半導体デバイスの製造を手がける企業との共同研究講座を開設しました。
(長崎総合科学大学 黒川 不二雄 学長)
「パワーエレクトロニクス制御にフォーカスした、研究人材育成拠点を形成する世界初の講座」
長崎総合科学大学と共同研究講座を開設したのは、京都府に本社を置く「ヌヴォトンテクノロジージャパン」です。
ヌヴォトンテクノロジージャパンは、半導体デバイスの製造を手がける企業で、大学と共同で家電や産業機器などで効率的に電力を使用するためのシステム開発を目指します。
(ヌヴォトンテクノロジージャパン 小山 一弘 会長)
「電気を創る、運ぶ、配る、貯める、そして電気を使うというすべてのシーンにおいてパワーエレクトロニクス制御という技術が大いに貢献できると考えている」
(長崎総合科学大学 黒川 不二雄 学長)
「半導体関連で普通だとなかなか扱えない設計の部分を一緒にやっていただけることが非常にうれしい。身近に見ることが学生にとっていいことだと思う」
大学は、この開設により半導体設計の拠点づくりや技術人材の育成を目指したいとしています。