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【長崎くんち】賑町「大漁万祝恵美須船」恒例の清祓い 根曳らも本格的に稽古スタートへ《長崎》

2025年6月9日 19:27
【長崎くんち】賑町「大漁万祝恵美須船」恒例の清祓い 根曳らも本格的に稽古スタートへ《長崎》


長崎市の中央公園。

「大漁万祝恵美須船」を奉納する賑町では、船を使った稽古が始まるのを前に、恒例の清祓いが行われました。

町の関係者約30人が出席。船を清め、稽古の安全を祈願しました。


賑町の「大漁万祝恵美須船」は3隻の船などで、漁を行う姿を表現していて、勇壮な掛け声とともに親船を根曳たちが豪快に曳きまわします。

清祓いのあとは、根曳たちが船を蔵の外に運び出しますが…。


(根曳初出演 船越 勇人さん(30))
「思ったより重くて。笑えるくらい重かった」


本番では子どもたちが乗るため、約380キロの土のうを乗せて、稽古を行います。

(根曳初出演 船越 勇人さん(30))
「清祓いも終わって、やっと始まると実感している。子どもが乗ってから回すとかなり大変だと思うので、今から頑張りたい」

(根曳 頭向 篤司さん(50))
「海の船なので、荒々しさと根曳のみんな、気持ち一つにして回すところを見てほしい」


(長采 立岩 直樹さん(52))
「ワクワクしている。幅広い年代の人が携わるので、ケガなくチームワーク良く素晴らしい奉納ができたら…」

賑町では、10月の本番までほぼ毎日稽古を行っていくということです。

最終更新日:2025年6月9日 19:27
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