【長崎くんち】賑町「大漁万祝恵美須船」恒例の清祓い 根曳らも本格的に稽古スタートへ《長崎》
長崎市の中央公園。
「大漁万祝恵美須船」を奉納する賑町では、船を使った稽古が始まるのを前に、恒例の清祓いが行われました。
町の関係者約30人が出席。船を清め、稽古の安全を祈願しました。
賑町の「大漁万祝恵美須船」は3隻の船などで、漁を行う姿を表現していて、勇壮な掛け声とともに親船を根曳たちが豪快に曳きまわします。
清祓いのあとは、根曳たちが船を蔵の外に運び出しますが…。
(根曳初出演 船越 勇人さん(30))
「思ったより重くて。笑えるくらい重かった」
本番では子どもたちが乗るため、約380キロの土のうを乗せて、稽古を行います。
(根曳初出演 船越 勇人さん(30))
「清祓いも終わって、やっと始まると実感している。子どもが乗ってから回すとかなり大変だと思うので、今から頑張りたい」
(根曳 頭向 篤司さん(50))
「海の船なので、荒々しさと根曳のみんな、気持ち一つにして回すところを見てほしい」
(長采 立岩 直樹さん(52))
「ワクワクしている。幅広い年代の人が携わるので、ケガなくチームワーク良く素晴らしい奉納ができたら…」
賑町では、10月の本番までほぼ毎日稽古を行っていくということです。