通勤用の電気自動車を社員に貸与 ANAグループ会社が画期的サービスを導入 《長崎》
自家用車で職場に通勤する社員の“働きやすさ”につなげる新たな取り組みです。
ANA=全日空のグループ会社が社員への通勤補助として電気自動車の貸し出しを始めました。
航空機用の装備品修理を担うANAコンポーネントテクニクス長崎事業所に導入された3台の電気自動車。
法人向けに電気自動車を充電環境とともに提供している東京の企業「Hakobune」のサービスを利用したもので従業員の通勤用として貸し出されます。
長崎事業所では従業員の99%が自家用車で通勤していて、社員の負担軽減のために導入されました。
(株式会社Hakobune 高橋雅典社長)
「日本や世界の空を青い翼でANAグループの皆様の日常や足元をEVを使って支えていきたい」
(ANAコンポーネントテクニクス長崎事業所 吉本健一社長)
「社員の福利厚生の充実により社員が働きやすい職場環境を実現できる」
貸与された電気自動車は社員のマイカーとして、通勤だけでなくプライベートでも使用できます。実際に利用を申し込んだ男性社員、その乗り心地は。
(ANAコンポーネントテクニクス長崎事業所 森上 拓さん)
「最新の設備が搭載されているので運転しやすい」
長崎事業所では駐車場に10か所の充電ポートを設置し、電気自動車のリース料は社員と会社で分割負担するということです。