災害時「誰も死なせないまちづくりを」県内最年少15歳の防災士 目指すは若者中心の地域防災《長崎》
それでは、災害が発生したとき “どう行動すればよいのか”。
(県内最年少防災士 出水琉さん(15))
「身の危険を感じたら、警報など待たずに避難してください。
タオル、食料、今の時期は寒いのでカイロ。いろいろなもの入れて(準備している)」
ペットボトルの水はもちろん、懐中電灯や電池携帯、トイレなどもあると便利です。
(県内最年少防災士 出水琉さん(15))
「災害に備えて、道具などはバッグになおし、いつでも持ち出せるような状況にしておくのがベスト」
出水さんの居住地域で避難所となる「長与南交流センター」。
(県内最年少防災士 出水琉さん(15))
「高齢者避難になったら、長与町の避難場所が全部解放される。その時に吉無田郷の地区の人たちが避難する場所として利用されます」
避難所は防災士が中心となり、開設や運営を担うといいます。
この日は実際の避難を想定した、効率のいいレイアウトを考えたそうです。
(県内最年少防災士 出水琉さん(15))
「高齢者はトイレが近かったりするので、トイレ近くに設置したり。自治会の人たちと協力して設営していくのが大切だと思う」
“若者が中心となって地域の防災意識を高め、まちを活性化させたい” と話す出水さん。
最年少防災士は、目標に向かって歩き出したばかりです。
(県内最年少防災士 出水琉さん(15))
「災害があった時、亡くなる人っているじゃないですか。だから長与町で、もし災害が起こった際は、誰ひとり死なせたくないという思いで活動していきたい」