原爆で破壊された「浦上天主堂の鐘」原爆開発計画に参加した医師の孫らが復元し寄贈《長崎》

原爆で破壊された浦上天主堂の鐘が、アメリカのカトリック信徒らによって復元、寄贈されました。
披露されたのは、高さ66センチ、直径80.7センチの青銅製の鐘です。
原爆で破壊されましたが、アメリカの大学教授で原爆の開発計画に参加した医師の孫ジェームズ・L・ノーラン・ジュニアさんと、現地のカトリック信者が寄贈しました。
(ジェームズ・L・ノーラン・ジュニアさん)
「80年間失われていた殉教者の賛美の響きを、浦上の皆様の共同体に取り戻すお手伝いができることに謙虚に、そしてとても光栄に感じている」
24日~来月1日まで浦上天主堂で展示され、7月17日以降に鐘楼に設置されるということです。
最終更新日:2025年5月16日 7:13