柔道家 永瀬貴規選手「また頑張ろうと思わせてくれる特別な場所」長崎凱旋に県民から祝福の嵐《長崎》
今後も私の競技活動を通じて、長崎の発展に貢献することを目指し、皆さんのご期待に応えられるよう、日々の努力を怠らず、柔道家として邁進し成長していきたいと考えている」
表彰式の後記念のサインをもらう中学生の姿も。
県広報課で、職場体験学習に臨んでいた県立長崎東中の2年生です。
(生徒)
「まさか金メダリストに会えると思っていなかったので、ぜひ自慢したい」
■「間違いなく この長崎で育ったからこそ 私という人間ができた」
永瀬選手が記者会見でも語ったのは、ふるさと長崎…。
(永瀬 貴規選手)
「こちらが(皆さんに)元気をもらうような。本当にたくさんの方に歓迎されて、長崎に帰ってこられて良かった。
本当に原点というか、私という人間ができた土台は、間違いなく この長崎で育ったからこそだと思う。また頑張ろうと思わせてくれる存在というか、特別な場所」
■長崎市からはスポーツ分野で初「栄誉市民」の称号
東京大会後の 苦しい柔道を乗り越えての連覇。
金メダリストの凱旋を市民も歓迎しました。
(長崎市民)
「我々の仲間が世界ナンバーワン。これより上はない。すごい。我々市民の誇りであり、日本の誇り」
(長崎市民)
「とても誇らしい。次も金メダルを取ってほしい。3連覇頑張ってほしい」
長崎市役所では、市の「栄誉市民」の称号が授与されました。
栄誉市民は14人目、スポーツ分野では初めてです。
記念品として “和牛オリンピック” のチャンピオン、長崎和牛の「出島ばらいろ」が永瀬選手に贈られました。
■後輩に語った自分なりのモットー「相手に失礼のない態度を取りたい」
さらに午後には…。
母校の長崎大学附属中学校へ。後輩たちから拍手を浴びました。
(永瀬 貴規選手)
「つらい時だったり、逃げ出したくなる時もあると思うが、自分の目標がしっかりしていると、どんな時も頑張って前を向いてやり続けるハートが身につく。
なりたいものや、かなえたい目標をしっかり持って日々過ごしてほしい」
勉強や部活動に励む生徒たちに先輩としてエールを送りました。
生徒たちからはこんな質問も…。
(生徒)
「2連覇した時にどんな気持ちでしたか?」