さまざまな角度から楽んで「映画ポスター館」愛好家が60年かけ収集した自慢のコレクション《長崎》
企画展「レイモンド・チャンドラーとミッキー・スピレインの世界」は3月20日まで。今、展示しているのは、アメリカのハードボイルド作品に関連した60点です。
初心者でも わかるように楽しみ方を教えてもらいました。
(佐世保映画ポスター館 菅 正明さん)
「同じ映画のポスター。フランスの映画ポスター、これがイタリア、これがアメリカ。そしてこれがチェコのポスター。ポスターも国によって雰囲気が違う」
ここには、映画の一場面をカードにした “ロビーカード”も。
(佐世保映画ポスター館 菅 正明さん)
「劇場のロビーに貼ってあったからそう呼んでいるんだと思う。これにあるからといって、映画の中に出てくるとは限らない。スチール写真は別個に撮るから、映画にない場面も結構ロビーカードに使われている」
映画に魅せられて約60年。
菅さんは、今後も収集を続け整理しながら、展示を続けていきたい話します。
(佐世保映画ポスター館 菅 正明さん)
「4月は “世界の名探偵”で、チャーリー・チャンやエラリー・クイーンをしたい。見て、こんなものがあるんだと分かってもらえば一番いい」
「佐世保映画ポスター館」の入場は無料。
展示は、半年ごとにテーマを変えていくということで、さまざまな角度から映画を楽しむことができそうです。