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「核の脅威が高まったと思うか」「核兵器廃絶が実現すると思うか」 被爆地の中高生意識調査《長崎》

2024年8月9日 13:00

(被爆3世 長崎東高校 岩永はるかさん)
「実現できると思う。被爆の話とか平和学習を受けていれば、核をなくそうという気持ちが芽生えてくるので、そういう気持ちを世界中の人々に抱いてもらえれば、無くすことができるのでは」

(山里中学校 竹中真理さん)
「実現すると願いたいが、それぞれの気持ちも違うので国の上部の人たちが被爆のことを知って、1人1人が心を動かしていかないと難しいと思うので、実現してほしいと思う。そういう人たちの心を動かすことが第一に大切」

被爆から79年。
被爆者がいない時代が迫る中、被爆地・長崎の「若い世代への継承」の重要性がますます高まっています。

(山里中学校 モハメド・イズさん)
「3言語をしゃべれるので、日本人に限らず外国人にも、長崎で起きたことを発信できればいい」

(被爆3世 長崎東高校 永井 朱李さん)
「将来、教師を目指しているので、子どもに直接話す機会があるからこそ、これまで学んできたことを下の世代にも話したりすることができればいい」

(山里中学校 川野博之さん)
「唯一の被爆国だから、みんなが原子爆弾とかについて正しい知識を持てる環境にして、世界に発信していくのがいい」

(長崎東高校 平野敦也さん)
「特に長崎、広島の子どもたちは継承していく責任があると思う。グループを作ったりして、実際に講演会みたいなのができたらそれは平和に繋がるんじゃないかなと思う」