「楽しむことを諦めない場所」理学療法士サポートのグランピング施設 障害ある人も家族旅行を《長崎》
(理学療法士 宮田 貴史さん)
「スリーモーターベッドといって、高さも上がって足も上がって、頭も上がるというベッドを導入している」
自力で起きられない場合でも、景色や家族との会話を楽しめるようにしました。
車いすからベットに移るためのボードなど、福祉用具もレンタルできるそうです。
(理学療法士 宮田 貴史さん)
「障害がある方々が手すりを持っていくとか、点滴スタンドを家から持ってくるとかは現実的ではなく、旅行を諦めている方が多いので、こういったものも当施設では準備していて無料で貸し出している」
また、スタッフも理学療法士。
グランピング施設に常駐して、宿泊者のサポートにあたります。
▼「フラットで誰もが使いやすい」を 長崎発信から発信したい
障害のある人もその家族も、安心して笑いあえるように。
目指すのはだれもが「楽しむことを諦めない場所」です。
(理学療法士 宮田 貴史さん)
「障害があっても、旅行や楽しいことを諦めない社会をということで、社会が少しずつそこに向かっていっている。10年後のユニバーサルツーリズム。本当にみんなが使いやすいというものを、長崎発信で発信していけたらと思う」