日本版ライドシェア 長崎市 時津町 長与町で運行開始《長崎》
長崎市で日本版ライドシェアの出発式が行われました。
県内では佐世保市に続いて2か所目の運行です。
14日、長崎市役所で開かれた出発式には、鈴木市長や市タクシー協会の関係者らが出席しました。
日本版ライドシェアは、移動手段の確保が難しい「交通空白」の解消に向けて、一般のドライバーが客を運ぶことができる制度です。
長崎市、時津町、長与町が含まれる長崎交通圏では4つのタクシー会社の4台でスタートするということです。
ライドシェアが運行できるのは、金曜日と土曜日の午後4時から翌日の午前5時台までで、タクシードライバーが不足する時間帯を補完するシステムとして活躍が期待されます。
(ドライバー 松田 一人さん)
「本業はドコモショップの店長をしている。ドライバーは仕事終わりに副業として参加しようと思っている。好きな時間に運転ができるので、ひとつひとつ丁寧に心がけて運転したい」
長崎交通圏ではすでに24社の39台が国土交通省の許可を受けていて、今後エリアの拡大を視野に入れているということです。