「新年度スタートで変わること」暮らしに関わる制度変更 料金値上げは4000品目超え《長崎》
新年度がスタートしました。
今月から、私たちの暮らしに関わる様々な制度が変わります。
まずは『高校の授業料無償化』です。
公立、私立を問わず支給される年間11万8800円の就学支援金について、所得制限を撤廃。
公立高校は、実質 “無償” となります。
続いては、医療制度について。
痛みを伴う水ぶくれなどの症状が出る皮膚の病気『帯状疱疹』。
そのワクチンが、定期接種できるようになりました。
65歳の方が対象ですが、経過措置として今年度から5年間は、70歳以上のこちらの方々も対象となります。
そして、私たちを悩ませる “値上げの波” は続きそうです。
帝国データバンクによりますと
今月値上げされる飲料や食料品は「4225品目」に。
1年6か月ぶりに、4000品目を超えました。
調味料は、2000品目以上で最多となっています。
日清オイリオグループは、家庭用の食用油を7%から11%値上げしたということです。
また 缶ビールや缶チューハイなど酒類も、一斉に価格が引き上げられました。
帝国データバンクは、賃上げによる人件費や物流費が要因。
夏にかけて断続的な値上げラッシュが続くとしていて、今年1年間で、最大2万品目前後が値上げされると予想しています。