今や大切な家族の一員「日々 多様化するペット向けサービス」シッターに葬儀も 県内の現状は?《長崎》
(ペットシッターなごみ 加島眞由美さん)
「ごめんね。おなかすいたね。(食べて)いいよ、はいどうぞ」
加島眞由美さんは、留守宅の犬や猫の世話を代行する「ペットシッター」です。
普段は長崎市で、夫の寿人さんとゲストハウスを経営する加島さん。
2匹の看板猫と1匹の看板犬は、宿泊客の人気者です。
5年前、旅行に行くためにペットを動物病院に預けたことが、ペットシッターを始めるきっかけになったそうです。
(ペットシッターなごみ 加島眞由美さん)
「犬は2泊3日の間、排泄を我慢して、猫は一口のご飯も食べなかった。それを聞いたらかわいそうで、何か方法がないのかと」
(夫 寿人さん)
「ペットを扱う仕事が彼女にすごい合っていると思ったので、できるだけ手伝いたいと思った」
利用者やペットとは、事前に顔あわせを行います。
(利用者 笠田洋子さん)
「銀ちゃんは食べないけど、ココちゃんはこのおやつ大好き。でも1日に5粒なんですよ」
(ペットシッターなごみ 加島眞由美さん)
「わかりました」
当日は、エサを与えたり、トイレの掃除のほか、ペットの遊び相手もします。
遊びながら、その様子をスマホで撮影。
(ペットシッターなごみ 加島眞由美さん)
「きょうの様子がどんな感じでしたというのを、LINEでいつもご報告するようにしてます」
(利用者 笠田洋子さん)
「楽しみです。どんなしてるかなっていうのは気になるし、猫がリラックスしているのがうれしい」
犬の場合は、早朝や夕方の散歩も。大型犬は寿人さんが担当しています。
(利用者 笠田洋子さん)
「ほんとに助かっている。猫はよそに預けられない。ゲージに入れられっぱなしはすごいストレスだから。(加島さんに)やめられたら困るなぁ」
ペットシッターとして、飼い主とペットに寄り添った優しいサービスを心掛けています。
(ペットシッターなごみ 加島眞由美さん)
「動物がストレスがなくて毎日を暮らせるように。飼い主も旅行に行ける、急遽の入院の時も心配なく動物を置いておける。そういうふうになってくれたらいい」