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「忘れないでほしい」ウクライナ侵攻開始から2年 長崎へ避難した学生らの今と今後抱える問題《長崎》

2024年2月26日 6:30

(小野 一馬さん)
「(新しい)認定制度が始まった、そうすると『政府が面倒を見るんでしょ』と 県や市が今年度で支援を終わろうという動きにもなりつつあると 全国的に聞く。支援をどこかで切らないといけないのはあるかもしれないけど」

(長崎日本語学院 森 伊作さん)
「この先あと5年、10年とサポートをできるのかという話もあるし、誰しもこの答えは分からないという本当に難しい状態だけど、そこで今支援が終わってしまうと、大変なことになってしまう」

(小野 一馬さん)
「次は自立した家計を持たないといけないから、そこでまた、就労支援とかお金を稼ぐ支援をしないといけない」

▼侵攻から2年 忘れられつつある祖国ウクライナの戦い

日本での進学、就職も視野に佐世保で努力を続けている学生たち。

侵攻が長期化するにつれて『日本の人たちの中でウクライナのことが忘れられつつあるのでは』と懸念しています。

(オレクサンダー・オストロウシチェンコさん)
「(今回の)戦争は、とても長い。そしてウクライナはとても遠いから、日本人が忘れるのもわかる。でもロシアがウクライナに負けなかったら、日本やヨーロッパに戦争を仕掛けるかもしれない」

(アレキサンダー・サマルハさん)
「最近テレビでも(ウクライナのことが)出てこないし。忘れないでほしい、まだ続いている、まだ大変だから。サポートをしてくれている人もみんな疲れている。みんな平和が欲しい。戦争が続いている意味がない、必要がない」

最終更新日:2025年2月20日 13:39