小学生が一糸乱れぬバチさばき「大草太鼓」伝統の太鼓演奏を継承 “地域の文化づくり”を《長崎》
観客の中には、大草小学校の卒業生の姿もありました。
(橋本 望央さん(20))
「懐かしい。人数が減ってるっていうのは聞いてたので、どうなってるかなって思っていた。ずっとやってくれていて、すごいうれしい」
27人の思いが一つとなった太鼓の響きは、観客の心を打ちました。
(保護者)
「今年は特に素晴らしかった。胸にじんとくるものがあった。年を取ったら、孫の元気が1番の生きがいです。今日はいっぱい褒めてあげたい」
(保護者)
「すごく感動した。これからもずっと続いてほしい」
(地域の人)
「毎年毎年、新しい人に受け継いでいってもらえたら、地域の太鼓になっていくんじゃないか」
最後の太鼓を終えた6年生。その表情は達成感と自信に満ち溢れていました。
(6年生)
「お母さんに自分は頑張ってるんだって自慢できてよかった。地域の人たちと一緒に太鼓をやりたい。学校の伝統だから守っていきたい」
(6年生)
「最後の晴れ舞台を見てきてくれてよかった。ずっと続いてほしい。みんなに大草太鼓のことをもっと知ってもらいたい」
(大草小学校 山口 隆 校長)
「“地域の中の大草太鼓” ということで今、目指している。今の6年生たちがまた叩ける機会というのをたくさん提供して、地域の “大草太鼓” になっていくことを願っている」
代々受け継がれ、「地域の太鼓」へと成長する大草太鼓。
伝統の輪はこれからも広がり続けます。
【NIB news every. 2024年11月27日放送より】