「長崎のまちを若者目線で盛り上げたい」コロナ禍乗り越え大学生奮闘!ラジオやイベント企画も《長崎》
(ピオニール 春田 晃志 代表)
「先頭に立って何かを起こしていかなければならない 自覚や意識があったので、先駆者という単語を名前にした」
▼ピオニールは大学生以外にも広がり・・・
現在のメンバーは、社会人を含む9人。
月に2回ほど集まり主に、イベント開催に向けて話し合っています。
先月 加入した社会人メンバーは・・・。
(ピオニール 菅付 真史さん(会社員))
「大学生がすごいイベントをやって行動力を発揮しているのが、自分ができなかったことをしている憧れ。一緒になって長崎を盛り上げていきたい」
今年3月には大学を卒業する 春田さんと衣川さん。
卒業論文の制作も大詰めです。
(ピオニール 春田 晃志 代表)
「ピオニール活動の記録というタイトルにして、起業を目標にしてきたという記録を書いている」
春田さんは長崎市出身。
活動の原点は、地元・長崎をどれだけ面白くできるかという思いです。
(ピオニール 春田 晃志 代表)
「(友人が)長崎は何もない、長崎は楽しくないと、暮らしに対して少し悲観的な声を出していた。現状に対する反骨精神が生まれた結果、自分たちで本当にほしいものはつくり出すしかない」
増え続ける若い世代の県外への流出。
おととしは約4万6000人が県外へ。このうちの4割以上が10代、20代です。
若い世代に新たなカルチャーに触れてもらいたいと、2人が力を入れているのが・・・。
▼長崎の若い世代をけん引 まちを盛り上げたい
ラジオ番組のパーソナリティーです。
(ピオニール 春田 晃志 代表)
「ブームではなく日常に持っていく段階の一歩目。2023年はスタート地点に立ったような感じ」
曲選びや工芸や農業に取り組む人たちを、直接取材して伝えるコーナーなど、構成を全て担当。
「日本民間放送連盟」のラジオエンターテインメント部門で、おととし優秀賞を受賞するなど 新しい感性の可能性が評価されています。
(ピオニール 衣川 日菜実さん)
「視野が広くなったり、将来に対する価値観が変わったり。そういうきっかけになればいい」
ピオニールの活動は今年4年目に。来月3日には集大成のイベントを計画しています。