アジフライでスイーツ?ちゃんぽんに豚カツ?「カオス飯」で注目集まる “めちゃ南部!”とは《長崎》
▼「軍艦島」「恐竜」「海水浴場」「グルメ」「温泉」魅力が点在する南部地区
南部地区は、(子どもたちに人気の)恐竜博物館がある「野母崎」や、美しい豊かな海に囲まれた「伊王島」など、7つの地区で構成されています。
人口は年々減少し、65歳以上の高齢化率は4割以上と、市内の4つの地区の中で最も高くなっています。
『めちゃ南部!』は、南部地区のグルメや観光スポットなどを、ホームページや冊子で紹介。全国各地から多くの人に来てもらいたいと、魅力を伝える動画でも発信しています。
▼ありえない組み合わせから未開拓のおいしさ発見へ「カオス飯」
その中で話題になっているのが、やはり “カオス飯”。
麻婆豆腐に納豆を合わせた丼や、ピザ生地にカレーライスが乗ったメニューなどを、11の飲食店が提供しています。
“月に平均1000食を!” と目標を掲げましたが、それを上回る1400食の注文を受けているそうです。
「ひふみ」は、半年ほど前から客足が伸び始め、来店客はこれまでと比べて2倍から3倍に増えているそうです。
(ひふみ 播磨 重夫会長)
「日に日に(客数が)増えてくる。食べる人が増えてきた。カオス飯のきっかけで、PRしてもらったおかげ。感謝している」
(めちゃ南部!実行委員会 安達考紀ディレクター)
「県外、県内から、その店をめがけて来てくれるようになった。目的地となったというのはすごくでかい」
3月、香焼地区で開催された 恒例の“チューリップまつり”でも。
(店員)
「激辛ケバブスペシャル、ヨーグルトソース添え」
カオス飯は大好評でした。
盛り上がる一方で、“課題”も生まれています。
先月開かれた『めちゃ南部!』の会議では。
(めちゃ南部!実行委員会 安達考紀ディレクター)
「イベントなどで声がかかった場合、地域外で出店ができる事業者や商品が少ないと感じた」
そこで今年度は、新たなカオス飯の開発に力を入れることに。