半導体技術者の育成や優秀な人材確保を「長崎総合科学大 × イサハヤ電子」連携協定へ《長崎》
成長が著しい「半導体産業」の人材確保を目指します。
長崎総合科学大学と諫早市の半導体メーカーが、技術者の育成に向けて協定を結びました。
半導体は、スマートフォンや自動車、家電製品など幅広い製品に組み込まれていて、市場の拡大に伴って九州での人材不足は、年間1000人に達すると見込まれています。
協定は、半導体の設計や開発、製造に関わる技術者の育成が目的で、長崎総合科学大学の黒川 不二雄 学長と、諫早市の半導体メーカー「イサハヤ電子」の瀬上 昭夫社長が協定書にサインしました。
学生は、授業で半導体産業の最先端技術を学ぶことができ、企業側は県内で優秀な人材の確保が可能となります。
(長崎総合科学大学 黒川不二雄 学長)
「今まで大学の中だけだった科目や実験が、イサハヤ電子で実際の製造現場、設計現場と一緒になってやれるので、将来が見える非常に大きなプログラムだと思う」
(イサハヤ電子 瀬上昭夫 社長)
「我々は設計が主体なので、設計ができる、自由な発想ができる、若い人たちの採用を期待している」
取組みは、今年度から始まるということです。