【中継】涙ながらに惜しむ客も「S東美」 閉館時間の直前、売り場の様子と社長の思い《長崎》
こちら2階のフロアはほとんど商品が残っていませんね。
(S東美 佐々木達也社長)
「何にもなくなってしまいまして、それでもお客様に来ていただいてました。
商品がたくさんあったところからたくさんのお客さんがいらっしゃって商品もなくなりましたが、今このフロアを見てどんな思いですか?
(S東美 佐々木達也社長)
「こんなに最後までお買い求めいただいて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」
社長は2階には思い出があるということですが、どんな思い出なんですか?
(S東美 佐々木達也社長)
「私はS東美に入社して最初に配属されたのがここ2階の売り場で、紳士服売り場だったんですけども、その当時は商品がよく売れていました。補充しても補充しても足りなくて、段ボール箱から売り場の平台の上にひっくり返して投げ込んで、お客様が奪い合ってお取りになる、お買い求めいただくというぐらい。よく言葉でいう "飛ぶように売れた” という時代だったと思います。
社長の思いもたくさん詰まっていますね。58年間の歴史が詰まったこの場所も、午後7時に閉店となります。
【NIB news every. 2024年2月29日放送より】