新学年スタート「子どもの交通事故に気をつけて」時間帯は登下校が最も多く3割超えに《長崎》
入学式を迎え、これから楽しい小学校生活が始まりますが、注意したいのは交通事故です。
こちらは県内で過去10年に起きた「中学生以下の子どもの交通事故件数」のグラフです。
交通事故は徐々に減少していて、去年はここ10年で最も少ない40件でした。
ただ、2020年からの5年間に起きた子どもの事故件数を月別に分けたのがこちらのグラフです。
四半期ごとに見るとこの4月から6月の3か月間が77件と最も多くなっています。
さらにそのうちの青い部分75%を占めるのが小学生の事故なんです。
その時の状況は「登下校」が最も多く35.7%。
その次に遊びに行く際などの「訪問」が21.4%。
「路上で遊んでいる時」の19%と続きます。
また 時間帯別では、下校の時間にあたる午後3時から5時台の事故が60%あまりを占めていることが分かります。
6日から始まった春の全国交通安全運動では、子どもをはじめとする歩行者の安全などを重点項目に掲げています。