ツリーハウスに大きなブランコも「ため池活用しキャンプ場計画」ベトナム出身男性の挑戦《長崎》
(中瀬 謙さん)
「バンガローを何棟かつくってガラス張りにして、泊まる人がため池を見られるように。魚釣りもできる」
バイクに乗る人が素泊まりできるライダーハウスもつくり、全体をキャンプ場にする計画です。
時々、手伝いに来る仲間は。
(前田圭一さん)
「素晴らしいと思う。夢がある」
(山口政弘さん)
「ここ何をつくろうと中瀬さんが言うから、それに応じて。(中瀬さんは)行動派」
ため池では、ナマズやスッポンの養殖も計画しているそうです。
▼池の水を抜く大作戦!?
この日は「キャンプ場計画」を進めるため、ある行動に。
(中瀬 謙さん)
「スッーと音がしたら、もう水が流れてきている。4万8000㎥と言われているので、1週間はかかるでしょう」
なんと、池の水をすべて抜いて、中の様子を確かめるというのです。
ため池いっぱいにたたえられていた水は、11日後には・・・。
ほとんどなくなっていました。
(中瀬 謙さん)
「4人で入って、中にどんな魚がいるか、魚以外に何か入っているか見たい。行きましょうか。レッツゴー!」
中瀬さんのほか、友人のアメリカ人、イギリス人も集まり、4人で一緒に池の中へ。
いよいよ探索です。不法投棄のごみがないか。ナマズやスッポンの養殖に支障が出るような、外来種の魚がいないか。
発見したら、取り除く予定です。
(中瀬 謙さん)
「入った。鯉、大きい」
見つかったのはコイとみられる魚、十数匹。
(中瀬 謙さん)
「推測では、300匹くらい(魚が)いるのではと思っていた。(排水時の)水力が強いので、魚が一緒に流れたと思う。きれいで、ごみはほとんどない」
予想とは違い、外来種らしき魚は見つからず。
今後の計画に弾みがつきました。
(中瀬 謙さん)
「きょうは皆さん来ていただいて、ありがとうございました せっかくいいため池、眠っているのはもったいない。今後、皆さんも良かったら活用してもらいたい」