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ツリーハウスに大きなブランコも「ため池活用しキャンプ場計画」ベトナム出身男性の挑戦《長崎》

2024年5月10日 6:45

(中瀬 謙さん)
「バンガローを何棟かつくってガラス張りにして、泊まる人がため池を見られるように。魚釣りもできる」

バイクに乗る人が素泊まりできるライダーハウスもつくり、全体をキャンプ場にする計画です。

時々、手伝いに来る仲間は。

(前田圭一さん)
「素晴らしいと思う。夢がある」

(山口政弘さん)
「ここ何をつくろうと中瀬さんが言うから、それに応じて。(中瀬さんは)行動派」

ため池では、ナマズやスッポンの養殖も計画しているそうです。

▼池の水を抜く大作戦!?

この日は「キャンプ場計画」を進めるため、ある行動に。

(中瀬 謙さん)
「スッーと音がしたら、もう水が流れてきている。4万8000㎥と言われているので、1週間はかかるでしょう」

なんと、池の水をすべて抜いて、中の様子を確かめるというのです。

ため池いっぱいにたたえられていた水は、11日後には・・・。

ほとんどなくなっていました。

(中瀬 謙さん)
「4人で入って、中にどんな魚がいるか、魚以外に何か入っているか見たい。行きましょうか。レッツゴー!」

中瀬さんのほか、友人のアメリカ人、イギリス人も集まり、4人で一緒に池の中へ。

いよいよ探索です。不法投棄のごみがないか。ナマズやスッポンの養殖に支障が出るような、外来種の魚がいないか。

発見したら、取り除く予定です。

(中瀬 謙さん)
「入った。鯉、大きい」

見つかったのはコイとみられる魚、十数匹。

(中瀬 謙さん)
「推測では、300匹くらい(魚が)いるのではと思っていた。(排水時の)水力が強いので、魚が一緒に流れたと思う。きれいで、ごみはほとんどない」

予想とは違い、外来種らしき魚は見つからず。

今後の計画に弾みがつきました。

(中瀬 謙さん)
「きょうは皆さん来ていただいて、ありがとうございました せっかくいいため池、眠っているのはもったいない。今後、皆さんも良かったら活用してもらいたい」