東京のIT企業が7月に進出 県や長崎市と連携協定 社長は長崎市出身「地元の発展に貢献」《長崎》
システム開発やAIを活用した事業を行うIT企業が7月、長崎市に事業所を開設します。
16日に県や長崎市と協定を結びました。
(井手 浩太社長)
「地域の皆様とともに成長し、長崎のさらなる発展に貢献していくことをお約束いたします」
県や長崎市と立地協定を締結したのは、東京に本社を置くウイズ・ワンです。
企業のシステム開発などを行うIT企業で、東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場しています。
大学などの教育機関が多いことなどから長崎市への進出を決め、7月、大黒町に新たな事業所「ウイズ・ワン Nagasaki Hub」を開設します。
社長の井手 浩太さんは長崎市の出身。地元での事業展開を前に思いを語りました。
(井手 浩太社長)
「自分がやるべきことは何だろうと考えたときに、“道を作り後世に残す” という思いになりました」
(鈴木市長)
「情報系人材が着実に育ってきています。そういった人材の雇用の受け皿になっていただけるんじゃないか」
ウイズ・ワンでは、東京本社と同じ給与体系で地元の人材を採用する方針で、5年間で37人を雇用する計画だということです。