“花見予算” 長崎は全国最下位 「令和のお花見事情」 物価高騰の影響でどんな変化?《長崎》
サクラが県内各地で見ごろを迎え、名所は多くの花見客でにぎわっています。
物価高騰の影響で、お花見の予算にも変化が。
令和の花見事情を取材しました。
「桜まつり」が開催中の長崎市の立山公園。
風が吹くとサクラ吹雪になる “散り始めのサクラ” を楽しむ多くの人でにぎわっていました。
心地良い日差しの下、花見客の気分は高まりますが…。
(花見客)
「お米が高い。おにぎりを家から握って持ってきた。子どもには作ってあげたい」
(母親)
「困る。男兄弟でお米の消費が半端ない」
(息子)
「お米が一番好き」
続く物価高騰で、お花見事情にも影響が…。
ウェザーニューズが毎年発表している「お花見予算」。
今年の全国平均は2997円で、過去7年で最高額となりました。
食品などの値上がりの影響もあり、年々が予算価格が上昇しているということです。
一方で、長崎県は2297円で “全国最下位” という結果に。
去年も2番目に低く、お花見にかける金額が全国的にみて少ない県となっています。
ついつい節約を考えてしまう、令和のお花見事情。
花見客は…。
(花見客)
「自分で作った方が経済的に安いし、外で買うよりおいしい」
(花見客)
「それぞれ持ち寄った。自家製の梅酒(持ってきた)」
(花見客)
「1か月単位で見ていたら(値上げのダメージが)みえるかな。減らすつもりは全くありません。ビール代を安くしてくれ」
「立山公園桜まつり」は、6日までの開催。
ウェザーニューズによりますと、立山公園のサクラは散り始めていて、6日には葉桜になる見込みだということです。