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ガザ地区「長崎や広島のようにすべきだ」アメリカ下院議員の発言に被爆地から“憤り”の声《長崎》

2024年4月2日 20:55
ガザ地区「長崎や広島のようにすべきだ」アメリカ下院議員の発言に被爆地から“憤り”の声《長崎》

アメリカの下院議員が、イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区を「長崎や広島のようにすべきだ」と発言しました。

長崎の被爆者は、憤りをあらわにしています。

複数のアメリカメディアによりますと、共和党のウォルバーグ下院議員は先月25日、タウンミーティングの場でガザ地区への人道支援に「一銭も使うべきではない」と述べたうえで「長崎と広島のようにすべきだ。早く終わらせるんだ」と核兵器を使うべきだとの認識を示しました。

この発言に批判が相次ぎ、ウォルバーグ議員はSNSで「アメリカ軍を危険にさらさず、イスラエルが迅速に勝利する必要性を伝えるための比喩だった」と釈明しました。

発言に対し、長崎原爆被災者協議会の田中 重光会長は「核兵器が長崎、広島で何をもたらしたのか分かっていない。人類を滅亡させる核兵器は絶対に使ってはならないと訴えてきたが、逆なでする発言で許されない」と憤りをあらわにしました。

そのうえで「“第二次世界大戦を終わらせるために原爆を使った”というアメリカの姿勢は全く変わっていない」と批判しました。

ガザ地区では、イスラエル軍による攻撃で病院敷地内のテントが破壊されるなど、これまでに多数の死者が出ています。

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