子どもの健やかな成長を願う「武者のぼり」日本の伝統と明治時代から続く技術を親子で未来へ《長崎》
これまで書類で管理していた、注文書やデザイン画などをデータ化。
検索や変更、連絡などの業務効率が格段にアップしました。
(妻 克美さん)
「すごく覚えるまで大変でした。慣れてみたらもうこんなに簡単に出来るのかと思って。本当に大助かりです。大、大、大革命だった」
現在は、営業部長として売り上げアップに奔走しています。
この日、直人さんが訪れたのは、1775年創業の丸屋呉服店。
店内の「のれん」の更新を提案しました。
(丸屋呉服店 安永正平 代表)
「うちのイメージカラーは紺色。家紋が真ん中にあって。もう10年。毎日活躍しているので(更新を)考えましょうか」
(長男 川口直人さん)
「ウチの仕事は伝統工芸ですが、会社を経営では人と人とのつながり、『絆』も重要。つながりを大事にしながらやっている」
120年あまり愛されてきた伝統を、未来へつなぐため…。
今は父から子へ、技術の伝承を進めています。
(4代目 川口直一郎 社長)
「私の父もそうだったが、教えるというより “見て覚えろ” という感じだったので、ああしなさい、こうしなさいは言えない。今から上手になるでしょう」
(長男 川口直人さん)
「一朝一夕では、かなわないところが多々ある。全てにおいてすごいと思う。時間はかかるが、一つひとつやっていければ」
“どうか元気に育ってほしい”
その願いが詰まった手作りの『武者のぼり』は、これからも子どもたちの健やかな成長を見守り続けます。