“食の拠点”の整備など賑わいの場に「旧県庁舎跡地の整備計画」商工会議所が要望書提出《長崎》
「にぎわいと交流の場」として活用が期待されている、旧県庁舎跡地の整備計画について、地元の商工会議所が県に要望書を提出しました。
大石知事に要望書を提出したのは、長崎商工会議所のメンバーです。
長崎市江戸町の旧県庁舎跡地について
県は「広場」「情報発信」「交流支援」の3つの機能を持たせる基本構想をまとめ、先月には施設の配置イメージ案を公表しています。
要望書では、跡地は「他都市にない歴史を持つ場所で、国内外の観光客をひきつける地域資源」だとして、長崎を象徴する場所とすることや、“街なか” への回遊や県内周遊につながる「食の拠点」を整備することなどを求めています。
(長崎商工会議所 森 拓二郎 会頭)
「広場を作れば、人が集まるというものでもない。どういう機能を盛り込んで人が集まるか。地元の市民が行く場所、長崎に初めて来るインバウンドの人が真っ先に行く場所にしてほしいという市民の声を、よく聞いて丁寧に進めてほしい」
大石知事は「県も目指す方向は同じ」として「情報交換を進めながら県民が誇れる場所を整備したい」と述べました。