長崎くんち【麹屋町・川船】重さ3トン “最大級”の川船で稽古始動 根曳も囃子も心ひとつに《長崎》
8か月間、“体力”、そして”気持ち”を高めてきました。
根曳最年長、54歳の實藤 康史さんも初めての挑戦です。
(實藤 康史さん)
「いい汗かいている。慣れてきた。体が順応してきて、困ったことに。ついて行けちゃう。気持ちを1つに。船を出すまでにみんな団結してチーム麹屋として固まった団体になればいい稽古ができると思う」
6月1日 くんちの始まりを告げる小屋入り。
(實藤 康史さん)
「本格的に始まる最初の一日。感謝の日々にしていけたらと。自分を成長させて終わった時に一皮むけたなと言われるように10月まで過ごしていけたらと」
(川津 さくらさん)
「そわそわする。いよいよ始まる感じが。シャギリの音とか聞いて。楽しみでもあるしいろいろ頑張っていかないとなと思う」
根曳のメンバーとともに“囃子”として打ち込みに参加した川津さん。
多くの観客が見守る中、担当したのは10年前と同じ、〆太鼓です。
(川津 さくらさん)
「まちの期待を感じる。うれしい」
それぞれの熱い思いを乗せ、動き出した麹屋町の川船。
(川津 さくらさん)
「今年は自分の仕事を全うするだけなので囃子をなんとか成功させる気持ちで頑張る」
(實藤 康史さん)
「一日一日課題を積み残さずにちゃんと整理して次の稽古に向かっていきたい」
チーム麹屋町、心を一つに、進み続けます。
麹屋町は土曜日を除いて毎日、船を出して稽古を行っているということです。
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