運航再開から わずか5日「ドクターヘリ 3度目の休止」内部ひび割れ確認など追加検査を指示《長崎》
再開からわずか5日で、3度目の運航休止です。
県は10日、壱岐市沖で起きた医療搬送用ヘリコプターの事故による国土交通省の検査の指示を受け、ドクターヘリの運航を休止したと発表しました。
先月6日に起きた民間の医療搬送用ヘリの事故について、国の運輸安全委員会は機体の進行を制御する部品が破断していたと発表し、同型機の点検や必要に応じた交換を指示していました。
これを受けて国土交通省は9日、部品の取り付け部分について、内部のひび割れ確認など 追加の検査を指示。
県はおととい、事故機と同じ型のドクターヘリの運航を休止し、検査を行うと発表しました。
事故の後、運航を休止するのは先月7日と今月3日に続いて、今回で3度目です。
再開の時期は未定で、休止の間は防災ヘリや佐賀県のドクターヘリと連携して救急要請に対応するということです。
最終更新日:2025年5月12日 20:57