新一年生は横断歩道の渡り方学ぶ「春の全国交通安全運動」始まる 歩行者の安全確保に重点《長崎》
「春の全国交通安全運動」が6日から始まり、県内各地で事故防止の取り組みが行われています。
大村市では、高齢女性が車にはねられ、意識不明の重体となる事故も起きていて警察は、歩行者の事故防止などを重点的に呼びかける方針です。
6日から始まった「春の全国交通安全運動」。
県庁では、約200人が集まり、開始式が行われました。
今年は、子どもをはじめとする歩行者の安全確保や、ドライバーの歩行者優先意識の徹底などを、重点項目に掲げています。
大村市古町では、6日午前8時10分頃、市道を横断していたとみられる85歳の女性が軽乗用車にはねられる事故が発生。
女性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
県警によりますと、この時期は特に、子どもを中心に歩行者の交通事故への注意が必要だと呼びかけています。
(県警察本部交通企画課 松尾 浩晴 管理官)
「春ということで、新小学1年生が学校まで歩いて通うため、これまでの生活より一層、交通事故被害に遭う機会が多くなる」
6日の出発式では、この春 小学校に入学する新1年生が、正しい横断歩道の渡り方を学びました。
(新1年生)
「手をあげて、右を見て左を見ることができてうれしかった。車にひかれないようにする」
(県警察本部交通企画課 松尾 浩晴 管理官)
「子どもに限らず歩行者は手を挙げて、今から道路を渡るということをドライバーにアピールして道路を渡ることを実践してほしい」
春の全国交通安全運動は、15日まで行われます。