病乗り越えテニス競技に出場「恩返しできる絶好の機会」27日開幕 “日本スポーツマスターズ”《長崎》
選手としては、おととしの「日本スポーツマスターズ」県予選で復帰。
4年ぶりの大会でしたが、いきなり優勝を果たすと全国大会でも準優勝に輝きました。
(テニスコーチ 松永 雅俊さん)
「うれしさと感動はありつつ、決勝で負けて『準』がつく優勝は、やっぱり悔しかった」
去年の秋はケガに見舞われ、右手人差し指の神経を損傷。
指先の感覚が鈍くなったものの、県大会を勝ち抜き、全国大会への出場権を勝ち取りました。
(テニスコーチ 松永 雅俊さん)
「ハンデがある状態で活躍できれば、いろいろと苦しんでいる人たちの力になれるのでは」
『日本スポーツマスターズ長崎大会』のテニス競技は、28日から長崎市で行われます。
度重なる困難を乗り越えた松永さん。目指すは地元での頂点です。
(テニスコーチ 松永 雅俊さん)
「実業団時代から(スポーツマスターズで)日本一をとるという目標があったから、(闘病も)頑張れた。
今までいろいろな人にお世話になって、今の私がいるので。恩返しできる絶好の機会」
27日に開幕する『日本スポーツマスターズ』。
県内10の市と町で、来月1日まで熱戦が繰り広げられます。