V・ファーレン長崎 “J1自動昇格” の条件は? いよいよ最終戦!下平監督意気込み語る《長崎》
(下平 隆宏監督)
「最終節まで自動昇格の可能性が残っている状況で、最終戦を迎えられるのはポジティブ。
ここで昇格できれば、奇跡に近いような昇格だと思うので、そういうチャンス可能性がある。我々が勝つことだけを考えて次のゲームに臨みたい」
最終戦の相手 愛媛FCは今シーズン、ルヴァンカップの1回戦で勝利したチームで、そこからリーグ戦の無敗記録にもつながりました。
(下平 隆宏監督)
「(ルヴァンカップでの) 愛媛に関しては、今シーズン弾みがついたゲームだったし、なかなか(シーズン開幕から)スタートの波に乗れていなかったところから、愛媛戦を機に波に乗っていったので、また最終戦で愛媛と対戦するのは非常に運命を感じる。
愛媛も多彩な攻撃をしてくるが、まずは失点しないこと。そのうえで我々がどう点を取っていくか。
チームとしても点が取れるし、個々の能力でも取れるバランスのいいチームなので、得点を狙っていきたい」
(下平 隆宏監督)
「勝たないことには何も始まらない。引き分け負けでも(J1自動昇格の)可能性が無くなってしまうので、“人事を尽くして天命を待つ” それしかない。
我々がやれることをやって、あとは神に祈るしかない」
(青木雄大アナウンサー)
J2の順位表です。
3位のV・ファーレンは、20勝12分5敗の勝点72、得失点差は32です。
今シーズンは、3節の清水戦からクラブ記録となる22戦連続無敗記録も達成し、一時は首位にも浮上しました。あらためて自動昇格条件を確認します。
前節は2位の横浜FCが引き分け勝ち点「75」に。
V・ファーレンは勝って「72」に伸ばし、その差は1勝分の「3」に縮まりました。
(佐藤肖嗣アナウンサー)
最終戦でV・ファーレンが勝って、横浜FCが敗れれば 勝ち点差で並ぶことになりますね。
(青木雄大アナウンサー)
その場合は得失点差で決まるんですが、現在 1点下回っているV・ファーレンは、最終戦で勝って 横浜FCが敗れれば、おのずと得失点差でも逆転し、J1自動昇格が決まります。
(佐藤肖嗣アナウンサー)
もちろん自動昇格を願ってはいますが 他力の部分もあるので、プレーオフに対する心構えも持っておかなくてはならないかな…とも思いますが。