×

車いすバスケ 鳥海連志選手 長崎で開催の「Push Up」公式戦に出場 大会の見どころは?《長崎》

2025年5月2日 17:00
車いすバスケ 鳥海連志選手 長崎で開催の「Push Up」公式戦に出場 大会の見どころは?《長崎》

長崎市出身で、車いすバスケットボール東京パラリンピック銀メダリストの鳥海 連志選手。

3日に長崎市で開催される試合の見どころや、ロサンゼルスパラリンピックへの意気込みを伺いました。

長崎市出身で車いすバスケットボール日本代表の鳥海 連志選手 26歳。

3日、長崎市のアミュプラザ長崎かもめ広場で開催されるバスケットボールのイベント『3×3マジデジマGAMES2025』内で、車いすバスケ3人制の公式戦『Push Up』に出場します。

(青木雄大アナウンサー)
「鳥海選手が立ち上げたプッシュアップという公式大会。これが九州初開催で、しかも地元で開催できることをどう思いますか」

(鳥海 連志選手)
「非常にうれしく思っている。地元の長崎だし、九州の、僕より若い選手が盛り上がっているのも知っているので、選手たちにも出てもらいながら一緒に盛り上げながら楽しんで車いすバスケをもっと広めていければいいな」

『Push Up』は、鳥海選手が車いすバスケを身近に感じてほしいと、2022年に立ち上げた3人制の大会です。

所属チームの垣根を越えて、大会ごとにチームを編成して優勝を争うもので、これまでは関東を中心に開催されてきました。

(鳥海 連志選手)
「全速力のトップスピードを争うというよりは、一つひとつのスキルの高さとかバスケIQやセンスみたいなところがうまい選手が、3×3ではトップに上がっていくのかなと思っている」

また 体育館などではなく、屋外で行うことも魅力のひとつと話します。

(鳥海 連志選手)
「僕がやっているプッシュアップは、まちなかでやっていて買い物をしている人がふらっとバスケを見られるとか。

0から1を作ることで知っている母数が増えたり、認知を広めることにフォーカスした大会」

日本代表経験のある選手も数多く出場する『Push Up』。

今大会には、鳥海選手とともに東京パラリンピックで銀メダルを獲得した髙柗 義伸選手の出場もすでに決まっています。

(鳥海 連志選手)
「シンプルにレベルの高さだったり、スキルフルなプレーを見てもらいたいし、長崎で車いすバスケをやる機会は多くはないので、車いすバスケはおもしろい、かっこいいんだということを感じてもらいたい」