パリへの悔しさ胸に4年後ロスへ目指す「僕の居場所は五輪・パラ」車いすバスケ日本代表 鳥海選手《長崎》
車いすバスケの選手の中でも、障害が重い部類に入る鳥海選手。
それでも、外国籍選手に負けない体の強さや、持ち前のスピードをいかして活躍を続け、去年10月には日本人選手として2人目となるプロ転向を表明。
▼「車いすバスケットボールで “人生が豊かになるんだ”と、僕が表現したい思いがあって、プロに転向した」
多くの子どもたちに “夢を与えたい”と話します。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「プロ選手として僕が活躍することで、若い子どもたちだったり、これから車いすバスケットをやりたいと思ってくれる子どもたちにも、車いすバスケットボールでこれだけ人生が豊かになるんだと、僕が表現したいという思いがあって、プロに転向した」
この日も、多くの子どもたちが迫力あるプレーにくぎ付けに。
B1長崎ヴェルカの活躍などから、県内のバスケットボール熱の高まりを感じているといいます。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「(ヴェルカがB1で活躍しているし)、県民の皆さんもそこに対する熱量が強いと感じている。僕も “いちファン”であり、“プレーヤー”なので、すごいという感情と同時に、“僕も頑張らないとな”と思うし、頑張ることも盛り上がりも一緒にバスケットを楽しんで一緒に盛り上がれたらいい」
▼「不甲斐なさもあり、これが自分の今の立ち位置なんだと再確認できた」
長崎が生んだ車いすバスケ界のスター。
4年後のロサンゼルスパラリンピックを見据えて、努力を続けます。
(車いすバスケ日本代表 鳥海 連志選手)
「不甲斐なさもあり、これが自分の今の立ち位置なんだと再確認できたし、パリに出ている国 選手たちよりも準備期間が長い日本代表であり、僕なので、この時間を大切にしながらしっかりベースアップをしてロスに向かっていければ」