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81キロ級で史上初連覇の“最強男”「柔道家 永瀬貴規選手」2025年の抱負や今後の展望語る《長崎》

2025年1月12日 7:00

(永瀬 貴規選手)
「本当に自分の原点というか、柔道にひたむきに取り組んでいた昔を思い出しながら、かわいい子どもたちの戦う姿というのも刺激になっているし、柔道を通して子どもたちもすごく成長させてもらっているのではないかと感じています」

(青木雄大アナウンサー)
「(柔道)普及の活動に力を入れるようになったことで、意識の変化はありますか」

(永瀬 貴規選手)
「やはりオリンピックで2連覇という偉業を達成することができて、それと同時に使命感というか、“自分がやらなければいけないこと” も増えてくると思うので、そういった自覚はオリンピック前より強く感じるようになっている」

(青木雄大アナウンサー)
「オリンピック後でいうと、練習の強度などはその前と比べると変わりましたか」

(永瀬 貴規選手)
「オリンピック前はすごく体も心も追い込んでいたので、やはりその時と比べると減ってはいるし、いろんなイベントなどにも呼んでいただいて、現状はそっちも優先しながら、両立というか、今しかできないこともたくさんあると思うので、柔道貢献であったり社会貢献とか、今の僕にできることを考えながら、柔道との両立に取り組んでいる状況」

柔道界屈指のストイックさで知られる永瀬選手。オリンピックイヤーの去年は質の高い練習を意識していたそうです。

(永瀬 貴規選手)
「大体7時頃には朝起きて朝ご飯を食べて、9時とか9時過ぎあたりから1時間から1時間半ぐらいトレーニングをして。
昼を食べてから少し昼寝をして、夕方の稽古を約2時間やって、ご飯食べて、お風呂入って寝るみたいな。

オリンピックイヤーはもうずっと、それが永遠に続いてたというか。やはり稽古もトレーニングも「量」。時間というよりその「濃さ」というのは、やはり高いものがあったので。
現在は少し落として、体がなまらないようにという意識」

(青木雄大アナウンサー)
「次のオリンピック、ロサンゼルスオリンピックについては」

(永瀬 貴規選手)
「まだ正直見えてない部分があって。
東京オリンピックに引き続き、パリオリンピックまで突っ走ってきたので。

現時点では目指しますと言える状況ではない。やはり時間であったり、いろんな刺激を受けることで変化が出てくると思うので、その時に思うままに進めばいいのかなと思う」

“2025年の抱負” を文字で表してほしいとお願いすると…。