【高校サッカー選手権県大会】運命の決勝戦は17日 強豪校の2連覇か?4年ぶりの王座奪還か?《長崎》
(創成館 田原昊仁郎 主将(3年))
「自分の強みと思っているのが攻撃なので、どんどん前線に顔を出してサイドの展開やチャンスがあれば、ドリブルを仕掛けてシュートまでもっていくのがすごく大事だと思う」
(創成館 久留貴昭 監督)
「一番攻守すべてにおいて、リーダーとなってゲームの中で指揮を執ってもらいたいし、攻撃に関しても彼がロングパスやショートパスでリズムを作ってくれるので、すべてにおいて期待している」
田原選手は、1年生の頃からレギュラーとして プレー。
2年前に国見と対戦した決勝戦では、追加点を奪えず敗れた経験から、今年はアグレッシブな攻撃を意識してきたといいます。
(創成館 田原昊仁郎 主将(3年))
「守りに入るのではなく、2点3点取るイメージで攻撃的にサッカーするのに取り組んだ」
守備陣を統率するのは、2年生ゴールキーパーの阿部 巧翔選手。
173センチとGKとしては小柄ながら、瞬発力を生かしたシュートストップが持ち味です。
(創成館 阿部巧翔 選手(2年))
「3年生の分までという思いでやっている。前の選手が体張ってくれているので、自分も安いプレーはできない。そこは最後の砦として強気でやっている」
2年生守護神を中心とした守備と、果敢に攻め続けるスタイルでたどり着いた決勝の舞台。
2度目の悲願達成へ。思いはひとつです。
(創成館 久留貴昭 監督)
「今年はなかなか結果を出すのが難しかったが、ここまで上がってきたのは目標失わずに頑張ってくれていること。保護者も後押ししてくれていること。それを含めて、すべてを含めて全力で戦いたいと思う」
これまで選手権の県大会決勝で、両校の対戦は “1勝1敗の5分”。
今回はどちらに軍配が上がるのか。
堅守速攻の長崎総大附属か。
それとも粘りの守備からリズムを作る創成館か。
(長崎総大附属 坂本錠 選手(3年))
「チームが自分を信じてパスとかをくれるので、その期待に応えて自分のゴールでチームを勝たせたいと思っている」
(創成館 阿部巧翔 選手(2年))
「決勝は相手チームと我慢比べになると思うので、ゼロで抑えて逆にチームを盛り上げられるようなプレーをしたい」
決勝戦は17日、トランスコスモススタジアム長崎で、午後0時40分キックオフです。
NIBでは試合の模様を、17日0時35分から実況生中継でお届けします。
全国を目指す両校の熱い戦いをぜひご覧ください。