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【高校スポーツ】名将の魂を受け継ぐ「西彼杵高 女子バレー部」真実のバレーで全国の頂点狙う!《長崎》

2025年5月28日 6:45


(出野 久仁子監督)
「前は大監督がいて、コーチで私がいる形だったので、ある意味選手ともフランクにしゃべることができていた。
自分が監督になったからといって、そこの関係はなくしたくない」

部員たちが日々の反省や思いを綴る「バレーノート」で、選手の体調や精神面を確認します。

(出野 久仁子監督)
「何も変わらずにやっていこうと思う。目の前の選手をしっかり見て、どうやって、どうしてあげたらいいのかを一番に考えて指導していきたい」


攻撃陣の中心は、3年生の髙見 涼風選手と、入学まもない1年生の岡 紗津貴選手です。

髙見選手は3年生5人のうち、唯一のスターティングメンバー。

空いたコースをつくことや、ブロックアウトを狙うコントロールしたスパイクなど、状況判断とテクニックに優れています。


(髙見 涼風選手)
「コートの中に入ってるのが3年生1人なので、あとの4人の分とチームのみんなのために頑張っていきたい」

1年生ながらチームの得点源となっているのが、ミドルブロッカーの岡選手。

173センチの長身を生かした力強いスパイクが持ち味です。


(岡 紗津貴選手)
「1年生でコートに立たせてもらっている分、自分の役割を探して自分ができることを精一杯やることが大事。(県高総体で)絶対優勝して、日本一に1歩でも近づけるように頑張る」

そして、チームを支えるもう1人の大事な存在が…


キャプテンの田中 心選手です。

今年、春の県大会決勝で左足の小指を骨折。

復帰まで2ヶ月あまりを要するために高総体には出場できませんが、チームの精神的支柱としてサポートします。

(田中 心主将)
「今は自分がプレーできない分、周りから見て気づいたことは、良いことでも言いにくい悪いことでも、しっかり伝えていく思いでやっている」

結束力も重要な要素となるバレーボール。

西彼杵の強みはこんなところにも…。