小泉八雲・セツ夫妻のドラマ化で盛り上がる島根県松江市 国宝・松江城近くのカラコロ工房 文化に精通する「おせわさん」でインバウンド需要拡大へ
おせわさんとの会話や新たな学びであっという間にすぎる時間。カラコロ工房周辺は隠れたスポットがめじろ押し。今回はもう一人のおせわさんにスポットを案内してもらいました。そのおせわさんとは、4か国語(日本語・英語・トルコ語・韓国語)を操る侍姿のおせわさん・塩見そうゑもんさんです。そうゑもんさんとまずむかったのは、カラコロ広場。
おせわさん・塩見そうゑもんさん
「松江大橋を下駄で渡る人の音がカラコロと聞こえたっていうところから名づけられております。でこれがラフカディオハーン、(和名)小泉八雲の後ろ姿。都市伝説ですが、夜来るといなくなってることあるらしいです」」
怪談話を交えるのがそうえもんさん流。続いて向かったのも小泉八雲ゆかりの地です。
おせわさん・塩見そうゑもんさん
「セツさん(後の八雲の妻)が女中としてここにいたヘルンさんのところに働きにくるわけですね。おそらく2人の出会いの場所は、ここだったのではないか」
「おせわさん」とのアクティビティは、外国人だけでなく日本人にとっても新鮮なことばかり。
おせわさん・塩見そうゑもんさん
「おせわさん自体がそうなんですけど、人が売り物。私で言えば『そうえもんさんの話面白かったからもう一回聞かせてほしいみたいな』そういう風に受け取っていただいて、リピーターとして何度もこの松江を訪れていただいたら、ありがたいなと思います」
「人」との出会いが目的の体験型観光。これからも松江のインバウンド事業から目が離せません。