松江市長選挙は、現職と新人2人の三つどもえとなり現職の上定昭仁氏が5万票あまりの大差をつけ圧勝しました。

上定昭仁 氏
「ほかの地方都市に比べても、より深刻な、またより多くの課題を抱えております。一つ一つ着実に解決していくことで、この地に生まれ育ってことに誇りを持ち、夢を実現できる街に育んでまいります」

再選から一夜明け、上定氏は妻の祐子さんとともに、インターネットのニュースを見て当選を確認していました。

上定昭仁 氏
「引き締めてもう一回しめなおしていかなきゃいけない」

2期目の抱負として上定氏は、市民や市議会と共感をもち、夢を実現できる街を掲げ、地域のバランスのとれた発展、ふるさと教育の充実のほか、選挙戦の争点でもあったJR松江駅前の再開発についてもスピード感をもって取り組んでいくと述べました。

上定昭仁 氏
「私にとってやっぱり無関心というのが一番心配するところでして、街の将来に対する関心ということになりますけど、市民のみなさんが自分ごととしてとらえていただいて、この街をどうしていきたいかっていうのをトップダウンではなく皆で一緒に考えていきたい」

今回の松江市長選挙の投票率は、前回より8ポイントほど低い52.12％で、2005年の合併以降最低だった2017年を5.54ポイント下回り、過去最低となりました。