×

松江市長選挙 新たに新人2人が立候補を表明 選挙戦は現職と新人2人の構図か 島根県松江市

2025年4月3日 18:40
松江市長選挙 新たに新人2人が立候補を表明 選挙戦は現職と新人2人の構図か 島根県松江市

任期満了に伴い4月13日に告示される松江市長選挙で、4月3日、新人2人が立候補を表明しました。

中澄政彦 氏
「未来を変えるために勇気ある一歩が必要と思います。しがらみのない立場からこの松江の状況に突破口を開きたいと思いまして、松江市長選に出馬することにいたしました」

松江市長選に立候補を表明したのは、松江市でレストランを経営する 中澄政彦 氏です。中澄氏は、大阪府出身の37歳。2008年に松江市に移住し、2017年からレストランを経営しています。松江市長選の出馬にあたっては、無所属で出馬した議員がその後の政党会派との関連を指摘した上で市政の透明化を図ること、福祉教育や松江観光の強化などをあげています。また、市民が、市の課題に自発的に向きあう街を目指したいと述べました。

村穂江利子 氏
「政治の責任は、住民の命、健康、安全、これを優先するものでないといけない。そう思います。そのうえで、私は福祉暮らし応援で安心安全な松江をつくる。市民の声がもっと生きる市政に変えていきたいと思います」

3月、日本共産党島根県委員会は、新人で党県委員会副委員長の村穂江利子氏を党公認で擁立することを決定。村穂氏は、島根県益田市出身の56歳で高校の教員などを経て、2024年、衆議院選挙の島根1区に出馬しましたが落選しています。

3日の会見で村穂氏は、取り組みたい3つの政策として、
・市民の暮らしにやさしい街として介護保険料の負担の軽減
・松江市民の意見を反映し、松江の風情を守る街づくり
・島根原発2号機の稼働反対
などをあげ、住民主体の市政に取り組くんでいくとしました。

このほか、現職で2期目を目指す上定昭仁氏が立候補を表明していて、松江市長選は、今のところ、現職と新人2人の構図が予想されます。

松江市長選挙は、4月13日に告示、20日に投開票が行われます。

最終更新日:2025年4月3日 18:40