生成AIによる児童ポルノなどの被害対策を強化 削除命令や罰則について定める条例の改正案など18議案が提案 新議長には福田氏 鳥取県議会6月定例会開会
鳥取県議会の6月定例会が開会し、鳥取県青少年健全育成条例の改正案のほか、約84億3千万円余りの一般会計補正予算案などが提案されました。
6月9日に開会した鳥取県議会6月定例会では一般会計補正予算案など18の議案が提案されました。
補正予算には、アメリカの追加関税措置の影響を大きく受ける県内事業者に対する融資事業や物価高騰対策に約6億2900万円、5月に発生した突風と強い潮の流れによる漁業への被害対策に約2000万円などが盛り込まれています。
鳥取県 平井伸治 知事
「生成AIによる児童ポルノ等の被害から青少年を守るため、独自に青少年の健全な育成に向け対策を充実・強化しようとするものであります」
また、生成AIによる児童ポルノなどの被害対策を強化するため削除命令や罰則について定める「鳥取県青少年健全育成条例」の改正案も提案されました。
なお、今回の議会では鳥取県議会議長選挙も併せて行われ、福田俊史議員が選ばれました。
鳥取県議会6月定例会は6月30日まで22日間の日程で行われます。