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「屋根に穴が開いている」 さまざまな口実で突然やってくる「悪質なリフォーム業者」 その手口と対策を現役の警察官とともに解説

2025年3月28日 17:46

鳥取県警生活安全企画課 波田貴幸 警部補
「はい、最後の『クーリングオフの記載がない』と言うことですね。ご存知の方も多いとは思いますが、クーリングオフとは契約した後でも8日間以内であれば契約解除や払った代金の返金を求めることができる制度のことです。工事が始まってからでも8日以内であればクーリングオフが適用されます。書面で行うことが必要ですが、そのような記載がない見積書の場合は後で業者が都合のいいように適当なことを言い返金されないなどトラブルにつながることもあります」

中山アナ
「では、こうしたトラブルに巻き込まれないためにはどうしたらいいでしょうか」

鳥取県警生活安全企画課 波田貴幸 警部補
「無料点検と言われても簡単に人を入れないこと。工事契約を1人でしない。見積書をチェックし、細かな記載がされているかチェックする。このようなことを普段から気をつけてつけておくといいですし、時にはほかの業者にも確認してもらい、本当に必要な工事なのか判断してもらうと言うのも対策になります」

鳥取県警生活安全企画課 波田貴幸 警部補
「そして、困ったらまずは、警察でも構いませんが、消費者ホットライン『188』までご相談ください」

中山アナ
「普段からご家族で注意し合う、話し合うのも大切となってきそうですね。今、この時期が注意です。ここまで『悪質リフォーム業者』について鳥取県警生活安全企画課波田警部補とともにお伝えしました」

最終更新日:2025年3月28日 18:04