国の原子力規制委員会が島根原発を視察 建設中の3号機の原子炉格納容器などを確認 3号機の視察は7年ぶり
国の原子力規制委員会が島根県松江市の島根原発を訪れ、建設中の3号機の原子炉格納容器などを視察しました。
4月3日から2日間にわたって行われるこの現地視察は島根原発2号機と3号機に採用されている「沸騰水型」原子炉への理解を深めることなどを目的として実施されるものです。3日は原子力規制委員会の委員など7人が、安全対策工事などが進められている3号機の原子炉格納容器の中へ入り、設備の大きさや構造など確認しました。3号機の視察は2018年11月以来7年ぶりになります。
原子力規制委員会 長﨑晋也 委員
Q今回の視察の狙いは?
「島根原発3号機はまだ燃料がプールに入っている段階ですので色々なところをまわれる。動き出すと入れないところに入れるので感覚を理解できるのでうかがいました。(今後の3号機の)審査にも良い影響、より厳正かつ適切な審査ができると思います」
原子力規制委員会による現地視察は4日も行われ、営業運転中の2号機の中央制御室や緊急時対策所などを確認するということです。