観察する楽しさをテーマにユニークな水辺の生き物たちを展示した特別展 島根県出雲市
じっくり観察する楽しさをテーマにユニークな水辺の生き物たちを展示した特別展が島根県出雲市で開かれています。
岩が入ったこちらの水槽。この中に2匹魚がいます。どこにいるかわかりますか?
そしてこちらの水槽にはフナの中に1匹だけコイが混ざっています。どれがコイかわかりますか?
出雲市の宍道湖自然館ゴビウスで開催されている特別展「観察!発見!生きものみっけた!」は、見た目が似ていたり何かにまぎれていたり、よく観察しないと見分けられない水辺の生き物たちが展示されています。
一見、水の中をただよう落ち葉のように見えますが…
実はリーフフィッシュというアマゾン川などに生息する魚。
落ち葉に擬態することで外敵から身を守るといいます。
こちらは観賞用の熱帯魚として人気のネオンテトラの水槽ですが、実は1匹だけネオンテトラにそっくりのカーディナルテトラという魚が入っています。
訪れた子どもたちがカーディナルテトラを一生懸命探しますが・・・
「見つけられない!わかんない!」
「この細さと太さで魚の違いに気づけて楽しかった!」
宍道湖自然館ゴビウス寺岡誠二さん
「似たような生きものでもなぜ似たような形なのか意味があって、そこをもう一歩 詳しく考えてくれるといい気づきになるかなとそういう思いもあります。」
観察することに夢中になれるこの特別展は5月6日まで島根県出雲市の宍道湖自然館ゴビウスで開催されています。