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最高気温が30℃を超える地域も 運動会を前に小学校で熱中症対策を実施 エアコンの使用や気温に応じて外での遊びを制限するなどの対策 鳥取県鳥取市

2025年5月21日 18:44
最高気温が30℃を超える地域も 運動会を前に小学校で熱中症対策を実施 エアコンの使用や気温に応じて外での遊びを制限するなどの対策 鳥取県鳥取市

今週に入り真夏のような暑さが続く山陰地方。運動会のシーズンを迎え、山陰各地で準備や練習が行われています。

このうち、鳥取市の醇風小学校では5月21日の午前中、5年生約40人が校庭で100m走などの練習に励んでいました。しかし、21日は、鳥取市で最高気温33.4℃、松江で30.4℃となったほか、岩美町と倉吉では5月の観測史上となる気温を観測。初夏とは思えない暑さになりました。

そんな中、取材した小学校では様々な熱中症対策を実施。屋外での練習は午前中を中心に行い、15分に1回水分補給を促します。

児童
「暑いです。オーブンに引っ付いてるんじゃないかと思うくらい。すっごい暑いです」

この暑さや児童の体調を考慮して運動会の練習は30分程度で終了。教室では20日からエアコンの運転を開始しました。扇風機も併用して練習後にはすぐに涼める態勢を作っています。

さらに取り組んでいるのがー。

養護教諭
「(暑さ指数)28になったかな。厳重警戒ですね、きょうは」

休憩時間も熱中症を防ぐため、10時と12時の休憩時間前には養護教諭が校庭で気温と暑さ指数を計測しボードに記入。気温と暑さ指数がどちらも厳重警戒以上になったときは、外での遊びはしないよう伝えているといいます。

醇風小学校 西村教子 校長
「きょうは(外遊びを)控えようかなとか気をつけれるように話をしています。気温はそんなに上がってほしくないなと思いながら、でも今せっかく(運動会の)練習をしていますので、体調に気を付けながらやっていってるところです」

山陰両県ですが22日は一転、気温が20度前後の予想で、21日の暑さとの寒暖差にも注意が必要です。

最終更新日:2025年5月21日 18:44