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鳥取大学生でつくる農業応援隊「三徳レンジャー」が田植え(鳥取県三朝町)

2025年5月17日 17:44
鳥取大学生でつくる農業応援隊「三徳レンジャー」が田植え(鳥取県三朝町)

鳥取県三朝町で鳥取大学の学生たちが、5月17日、地域を盛り上げようと田植えを行いました。
田植えをしたのは鳥取大学の学生団体「田舎応援戦隊三徳レンジャー」です。
「三徳レンジャー」が目指すのは、三朝町で農業を行うことによる地域活性化。
2009年から活動を開始し、毎年自分たちでコメを育ててインターネットやイベントなどで販売も行っています。
2025年は現役の学生に加え、1年生の入部希望者やOBなどおよそ60人が参加。
例年のおよそ2倍の人数で、田植えを行いました。
初めて参加した学生「面白いけどめっちゃ汚れました。後ろにこけちゃって…どろどろに。」
参加した学生「こういう活動を通してですね、食に対する思いというか、大事にしようとなりますね」
今回の田植えでは、鳥取大学が開発した「紙マルチ」と呼ばれる雑草が生えるのを防ぐシートを張りながら、1つ1つ苗を植えていました。
また、学生の発案で農薬や化学肥料を制限した特別栽培米の管理にも挑戦。
農業離れやコメの高騰の中自分たちが今、何ができるのかを考えながらの稲作です。
田舎応援戦隊三徳レンジャー吉田明日香 代表「地域の方の温かみを、一番近くで感じられると私は感じている。お米の販売先を増やしたり、収穫する数量を減らさないようしていきたい」
今後は地元の学校給食に収穫したコメを使ってもらうなど、活動の幅を広げていくということです。

最終更新日:2025年5月17日 17:44