29日午後1時半頃、島根県安来市の中海に小型航空機が落下する事故がありました。搭乗していたのは神戸市と大阪市の男性でいずれも命に別状はありません。

事故があったのは、島根県安来市荒島町の中海の田頼川河口付近です。
29日午後1時半ごろ「出雲空港を飛び立った自家用飛行機が中海に落ちている」と通報がありました。

小型機には神戸市在住の60歳の男性と大阪市在住の46歳の男性が乗っていて、救助され病院に搬送されました。2人とも搬送時、意識はあり命に別状は無いという事です。

安来警察署によりますと小型機は60歳の男性が操縦し出雲空港を出発。大阪の八尾空港に向けて飛行していましたがなんらかのトラブルでエンジンが停止し、機体が降下しはじめたため不時着を試みましたが停止することが出来ず、中海に着水したという事です。

国土交通省は今回の事故を重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名し、原因究明のため調査にあたることにしています。