防犯のための危険個所や災害時の緊急避難場所も 8年ぶりに地元の地域福祉団体が「地域見守り安全MAP」を更新し市長に報告 鳥取県境港市
鳥取県境港市の地域福祉団体が、地区住民や子ども達を守るための「地域見守り安全MAP」を新たに作成し、4月2日、境港市の伊達市長に報告しました。
タテ90センチ、横180センチの「地域見守り安全MAP」は地区の住民や子ども達を守るため、17年前から作成されていて、この度、8年ぶりに更新されました。
この「地域見守り安全MAP」を作成したのは、境港市の地域福祉団体「境地区民生児童委員協議会」です。4月2日はそのメンバー3人が境港市役所を訪れ、伊達市長に対し、公民館や学校など4か所に更新した「地域見守り安全MAP」を掲げたことを報告しました。
今回のMAPは、これまでの交通事故防止や不審者対策など、防犯のための危険個所に加え、近年各地で発生が相次いでいる災害の対策として、災害時の緊急避難場所を写真付きで分かりやすく記載しました。
境地区民生児童委員協議会 中永理恵子 会長
「近年本当に全国でいろいろな災害があります。どういうことがいつ起こるか分からないので、(MAPが)役立てられればと思います」
境港市 伊達憲太郎 市長
「市民の方が市民のために行う活動。本当に素晴らしいと思います。市民の方に防災意識を持ってもらう一助になればと思っています」
4月に入り、さっそく掲げられた境地区の新しい「地域見守り安全MAP」。防災意識を高めるだけでなく、地道な地域ぐるみの活動としても注目を集めそうです。