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鳥取大火から73年 防火意識の向上と啓発を図るパレード開催 フェーン現象による強風と空気の乾燥が多いこの時期は特に警戒 鳥取県鳥取市

2025年4月17日 19:56
鳥取大火から73年 防火意識の向上と啓発を図るパレード開催 フェーン現象による強風と空気の乾燥が多いこの時期は特に警戒 鳥取県鳥取市

旧鳥取市内の3分の2を焼き多くのけが人を出した鳥取大火から73年。改めて防火を呼び掛けるパレードが4月17日に鳥取市で行われました。

鳥取消防署 森 寛之 署長
「今年で73年になりますが、市民の皆様の記憶がだんだん薄れてきています」

鳥取大火から73年となった2025年4月17日。

防火意識の向上と啓発を図るパレードが鳥取市で行われ鳥取署を出発した消防車両4台が火の取り扱いに気を付けるよう呼びかけながら市内を走りました。

73年前の「鳥取大火」。約12時間にわたって火の手が上がり、旧鳥取市街地の約3分の2を焼き尽くした戦後・国内最大級の火災です。

火災が広がる原因となった、フェーン現象による強風と空気の乾燥は特にこの時期に多く警戒を呼びかけています。

鳥取県東部消防署 徳中 宏多央 消防指令
「歴史的な大火を風化させないため毎年この時期にパレードを行っております。最近の火災では電気機器の火災が増えております。使用方法等認識していただいて火災予防に努めていただけたらと」

鳥取県東部消防局管内では去年の同時期に比べて火災の発生件数は増えていて改めて注意を呼びかけました。

最終更新日:2025年4月17日 19:56